住宅診断と耐震診断の違い

住宅診断と耐震診断の違い

よく混同されがちですが住宅診断、別名ホームインスペクションと耐震診断は違います。
そもそも住宅診断は建物をより長持ちさせることを目的としているのに対して耐震診断はその名の通り地震による被害から守ることを目的としている点が大きく異なります。
つまり、耐震診断では大きな規模の地震に見舞われた際にその建物がどの程度耐えられるか、より耐えられるようにするためにはどんなメンテナンスをすれば良いかを建築士が行った測定結果を踏まえたアドバイスのみが行われるのです。
そのため、耐震性に影響のない個所の劣化に関する診断は一切行われません。
それに対して住宅診断はその建物を安心安全な状況に保つために必要なアドバイス全般を行ってもらうことができます。
ゆえに一般的には住宅診断と耐震診断は同時に行うことが推奨されています。
また、多くの場合耐震診断をオプションとしてつけることができるケースが多いのでぜひ参考に快適な住まいを手に入れてみてください。

耐震診断との違いを把握した間違いのない住宅診断

住宅診断と耐震診断は異なります。
耐震診断は建物の耐震性に絞って行うのに対して、住宅診断はそれを含まないのが一般的です。
耐震性の診断を行うには、別途追加するのが一般的です。
住宅の耐震は2000年までの建築基準法の改正で確立しており、それ以降に建てられたものについては不要な場合がほとんどです。
それよりも古い時期に建てられた住宅は診断しておくと安心です。
診断の結果として耐震が不足していると判断された場合は補強する必要があります。
補強には筋違いや構造用合板を用いる方法や耐震金物を用いる方法などがあります。
2000年以降に建てられた住宅は法律に定める最低限度の耐震力があると考えられます。
住宅診断では従来持たなければいけないそれぞれの性能が調査されます。
そのことにより安心して既存住宅の取引が可能となります。
住宅は長い間の使用により老朽化します。
その度合いを調査することで、補修が必要かどうかが判明します。