住宅診断士の仕事内容
住宅診断士の仕事内容
住宅診断は住宅のことをよく分かっている住宅診断士が、住宅の劣化状況や欠陥住宅であるかどうか、直す箇所やその時期、費用等についてアドバイスをしてくれるとても安心できるものです。これは特にすでに建っている住宅を買おうと思ったときや家を売りたちと思う人におすすめです。
住宅診断をするためには民間資格が必要で、建築や不動産取引、住宅診断方法における一定以上の知識や高い倫理観が必要です。その試験は住宅の屋根や外壁、床下等の劣化状況や欠陥の有無を目で見て判断して、直すべき箇所や時期、それにかかる費用を業者と買う側の中立の立場に立って、アドバイスできるかどうかが必要です。
受験資格については特に無く、試験方法は4肢択一式でマークシート方式よる50問が出題されます。会場は札幌から九州まで全国7都市で同じ日に実施されます。受験料は14000円かかり、銀行振込にて支払います。申込方法は協会のホームページか、郵送による申し込みです。
良質中古を買うなら住宅診断協会
マイホームは多くの人にとって一生に一度、人生最大の買い物です。
家を選ぶときに重視するポイントは、駅からの距離や通勤通学の利便性など立地・広さや住宅設備など人それぞれですが、新築と中古は検討の初期で分けずに幅広く検討するのがおすすめです。街は駅近くなどの好立地から放射状に広がるのが常なので、中古住宅は割安で好立地を手にするチャンスです。
一方で、中古住宅の品質を設計や建築の専門家でなくてもわかりやすく評価するのが住宅診断です。住宅診断を受けることで建物の問題点や補修が必要な個所を実際に不具合が出る前に見つけたり、診断結果で長期優良住宅に該当すれば住宅ローン控除の上乗せやローンの金利優遇などのメリットがある場合もあります。住宅診断を受ける場合は診断書が公的証明書としての役割もあるので、一般社団法人住宅診断協会所属の診断事業者に依頼すると安心です。診断に費用が掛かっても、住宅ローン控除の上乗せや金利優遇などで費用以上のメリットがあることも少なくありません。